40歳で会社を辞めて10か月

運動

私、昨年の3月に15年勤めていた会社を辞めて無職になりました

夫と小学生の娘が二人の4人家族です

現在は、夫の収入と私の退職金で生活しています

決してお金に余裕があるわけではないのに会社を辞めようと考えた理由は

  1. 平日は8時半~17時半、隔週で土曜日半日出勤の生活を一度リセットしてみたくなった
  2. 子供の夏休みや冬休みなど、全力で旅行や遊びができる長期休暇が欲しくなった
  3. 自分のやりたいことや、これからもずっと続く人生を楽しむ方法をゆっくり考えたくなった
  4. 違う世界を見たくなった
  5. いろんなことが、辞めることを後押ししてくれたような気がした 

というところです

無職になってあっという間に10か月

40歳で会社を辞めた女のリアルな生活や心境を綴ろうと思います

 会社を辞める時の周りの反応は、身内以外は厳しい

厳しいこと言われるのを覚悟しながら「会社、辞めようと思うんだよね」と夫に言ってみると

「一度辞めてみて、次にやりたいことゆくっり考えればいい」と嫌な顔一つしないで

私の考えを受け入れてくれました

娘たちは「学校から帰ってくるとママがいるから良かったー」と、両手を挙げて大喜び

言うつもりはなかったけど、偶然知った両親は、「ゆっくりすればいいじゃん」と温かい反応でした

身内は優しかった

家族以外は、予想通りの反応でした

職場の人は

「辞めてどうすんの?」

「次決まってるの?」

ま、想定内です

職場の人生の大大大先輩の方には

「仕事って、そんなに甘いものじゃないのよ」

「私ならどんなことがあっても辞めないわ」

「そんなことだと世の中生きて行けないわ」

と、想定していたけど実際言われると、キツかったです

社会人失格なのではないかとか

社会不適合者なのではないかとも少し思いました

私は、田舎によくある過疎・高齢化の問題を抱えている5万人ぐらいの市に住んでいます

「会社辞めたー」って話になると

「え?なんで?あんた次どこで働くか決まってるの?」って90%の確立でなります

「いやー、まだ何をやるか決めてない。探している最中」

申し訳なく言うと

「なんか、資格にでも挑戦するの?」

って、キラキラした非常に眩しい質問をいただくのですが

「いやー、そんなに立派な理由や目標なんてないんだけどさー」

って、へらへら答えると…

「そっかー」

って言ってくれるものの、

「40歳にもなって大丈夫か?こいつ」

って思われているような

周りの反応も厳しいけど、被害妄想に陥っている部分もありますが

  1. 平日は8時半~17時半、隔週で土曜日半日出勤の生活を一度リセットしてみたくなった
  2. 子供の夏休みや冬休みなど、全力で旅行や遊びができる長期休暇が欲しくなった
  3. 自分のやりたいことや、これからもずっと続く人生を楽しむ方法をゆっくり考えたくなった
  4. 違う世界を見たくなった
  5. いろんなことが、辞めることを後押ししてくれたような気がした 

という退職を考えた理由なんて言いづらい…

中には、

「40歳ってそういうこと考える時期だもんねー」

「わかる~ゆっくりする時間って必要だよ」

って言ってくれる方もいますが、次に働く予定も、資格取得の目標もなく仕事を辞めたことへの

反応は結構厳しいものが多いです

 会社を辞めて感じたメリット

  1. 時間に余裕ができた
  2. ストレスが減った
  3. 睡眠時間が増えた
  4. 視野が広がりそう  

会社を辞めて感じた一番大きなメリットは、自分が望んでいた通り自由な時間が増えたことです

要領良くない私にとって、時間の余裕は心の余裕でした

① 時間に余裕ができた

料理の時間に余裕ができて、食事のレパートリーが増え、食品ロスが減った

会社勤めだったころは、月に1~2回ぐらいの外食はあっても、なんとか家飯を毎日作っていました

冷蔵庫の中身をチェックする余裕もなく、その日のことだけを考えて買い物をしていたので食品ロスが結構ありました

献立は時短でできるものを料理レシピサイトで検索して決めたり、子供が好きな物を出すことが多かったりしました

時間に余裕ができて、料理する時間が増えると旬のものや季節感のあるものを意識したり、子供達が苦手な食材を工夫して出してみたりするようになりました

買い物に行くときや宅配食材を利用する時は、冷蔵庫やパントリーを見て在庫を確認する余裕もできたので、気になっていた食品ロスが減りました

 掃除は、広い家ではないのにリビングのモップがけをするぐらいだけで

年に一度しか掃除しない場所も何カ所もあった

エアコンは何年そうじしていなかったんだろう…

だから、あまり人を呼べる家ではありませんでした

それが、家中のモップがけとトイレ掃除、風呂掃除、玄関掃除が朝の習慣になりました

ゴミや汚れがあると気になり、サッとモップを持ってきて掃除するようになりました

人は変われるもんだなーなんて思ったり

 家族と過ごす時間が増えました

私だけが時間に追われていたのではなく、子供たちも時間に追われた生活をしていたのですが

私の時間に余裕ができたこによって、子供たちもゆったりと生活できるようになった気がします

子供達は、18時まで習い事や学童で過ごし、帰宅してから宿題・お風呂・夕飯を食べて21時就寝

なかなかタイトな家時間を過ごしていました

でも今は、平日に友達と遊ぶ時間の余裕があります

夕飯後に家族でゲームをして過ごすこともあります

最近は、テレビを見ながら編み物をして過ごすことが多いです

宿題を見たり、夕飯を一緒に作ったり、なんでもない子供と過ごす時間が楽しい

あと、両親とランチに行く機会も増えました

何もしていないからなのか、よく誘われます

主人の母は、これまでの自分で育てた野菜を持ってきてくれていたのですが、回数が増えました

かなり嬉しい

② ストレスが減った

 当然ながら会社を辞めたことによって、これまで会社関係で抱えていたストレスがゼロになりました

やはり煩わしい人間関係がなくなったことはかなり大きいですよ

 やっぱり、時間の余裕が心の余裕とういうことで、私のストレスは時間の余裕で緩和されるものが多かったのではないのかな

③ 睡眠時間の確保

  これまでは、子供が寝た後一人でボーッとしたりテレビをなんとなく見たりしてから寝室に行って、本を読んだりスマホをいじったりして、なんやかんやで深夜1時頃になって

「あー明日仕事だーいかんいかん」って感じで寝ていた

次の日、6時に起きて、バタバタと簡単な朝食を準備して6時半に子供達を起こす

私も子供もバッタバタ

寝るのが大好きで、寝なきゃ体も心もリセットできないってわかっているのに

夜、スマホいじったり本読んだりして気持ち切り替えないと眠れない

朝早くないにも関わらず、眠った気がしないし疲れが取れない

悪循環だった

辞めてからは、子供と一緒に寝室に行き布団に入る

少し本を読んでから、だいたい22時ころには寝る

朝は、5時45分起床

眠いは眠いけど、どろーんとした疲れのようなものはなくなった

これまでに比べるとおよそ2時間は、睡眠時間増えている 

子供達は6時15分に目覚まし時計で自力で起きてくる

親子ともに朝はバッタバタではなく

ゆーっくりスローペースではあるが負担をかけずに朝の準備がでるようになった

朝の準備が終わると、家中のモップがけとトイレ掃除、風呂掃除、玄関掃除そして洗濯

朝時間を有意義に過ごせた気になり、この時点でかなり満足

睡眠時間の確保、本当大事

④ 視野が広がりそう

 今までは、事務職だけを15年間やってきたので、

 辞めることを考えた理由の一つに、違う世界を見てみたいというのがありました

 会社を辞めたこにより煩わしい人関係からは解放され、

 時間に余裕ができたとにより、これまでの人間関係が変化してきました

 挨拶程度だったママ友と話す機会が増えて仕事紹介されたり

 同僚と辞めてから定期的にランチをする関係になったり

 いつも行く自然食品のお店の人に、料理教室の案内を頂いたり

 いろんな人と会ってお話しするだけでも、様々な情報が得ることができます

 もともと本が好きだったので楽天ブックスやAmazonをよく利用していたのですが、

 最近では時間に余裕があるので、図書館を利用する機会が増えました

 楽天ブックスやAmazonでは、ほぼ欲しいものや読みたいものが決まっている段階で、

本のタイトルで検索して購入しているのですが、図書館ではたくさんの本が並んでいるので

自分では選ばない作品やジャンルの本が目に留まって借りることが多いです

図書館のおすすめコーナーを借りたり、ランキングから選んだりとそれだけでも

これまでと違う環境にいるような感じがします

 今のゆったりした環境が、物事をじっくり考えるのに適している気がするなあ

 

 ふと元上司の言葉を思い出した

「俺は君たちと違って、井の中の蛙でなくさあ、なんて言うの?大海の方だから」 BY蛙先輩

蛙先輩元気かな…

 会社を辞めて感じたデメリット

  1. お金の心配
  2. 運動不足
  3. メリハリがなくなる
  4. 自信が少しなくなる

 会社を辞めて一番大きなデメリットはお金のことですね

これは、辞める前から予想していたことでしたが…

メリットばかりではありませんでした

① お金の心配

 現在は、夫の収入と自分の退職金で生活しているのですが、毎月通帳の残高が減っていくのは

怖いです

 毎月、決まった時期に決まったお給料を頂けることとがどれだけありがたかったことか

辞めてから改めて思っています

 欲しいものをポンポンと買っていた会社員時代の自分が懐かしい

 今は、勢いで購入することが減りました

ネットショッピングはすぐに購入せずに、カゴに入れても最低でも一晩は

考えるようになりました

時間をおくと、そんなに必要なものではなかったことに気づきます

無職になってからは、自分の服は買っていないです

美容院も行っていないです

② 運動不足 

  会社を辞める前も運動は全くしていなかったのですが、辞めてからは外出する機会が

減り、ほとんど家に籠っているため動かなくなりました

 私の住んでいる所は、車社会なもので、ほとんど歩かない

 歩くと言ったら、朝の習慣となった掃除のモップがけの時ぐらいです

 当然、辞めてから3キロ太りました

 

③ メリハリがなくなる

 もともと怠け者なので、辞めたらダラけた生活を送ることが心配でした

予想どおり、気を抜くとダラダラとして過ごしてしまいます

 ついつい長めの昼寝をして、子供達が帰ってくる時間になっていることもよくあります

これだと、まだ会社で拘束されてお給料を貰っていた方か良かったのではないかと思う時

がある

 人と会うことが少なくなると、メイクもほとんどしなくなるし服装も気にしなくなりました

老けた気がする

④ 自信がなくなる

 辞めるという選択をした自分は、社会人不適合者だったのかな?と落ち込む時がある

 まだ働かないの?って思われている気がする

 まとめ

 40歳で会社を辞めて、確かに自由な時間が増えたがお金の心配は増えました

 自由な時間をお金で買ったような感じです

 まだまだ、自由な時間をどう過ごすかは学ぶ必要がありですが…

 10ヵ月無職生活をしてみて、今のところはデメリットもありますが、得たメリットの方が大きいです

 お金の心配をすることで、初めて家計を見直すことをしました

 物を買う時に、これは本当に必要なものか意識するようになりました

 何より、時間に余裕ができたことで心に余裕ができました

 家族に優しくなれた

 うっかりすると、買って得た時間を昼寝で過ごすことになるので、メリハリをつけるためにも

 1ヵ月に1度か2ヵ月に1度ぐらいを目標に…ブログで経過報告をしていこうと思います

 どうぞ、よろしくお願いいたします

 

 

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